店支度の効率

総社の台所掃除中、
 雑にやっているせいで、仕事を増やしている。それで時間ないとか言ってるのは馬鹿だ。」と森近先生が話されていた。
その時思い浮かんだのが、店内の整理整頓・朝の準備だ。
これまでも5Sと効率を意識してこれまで行なってきた"つもり"だったが、今日は自分の習慣を見つめながら仕事をしてみた。

>> Habital 
・効率効率と思って急ぐ。
・1つの行動を行う時に、次の事を考えて急いでいる。
・コレとコレは同時に行える・・という、マルチタスクばかりを考えている。
亀なのに。


その結果、1つ1つの仕事が”完全に”は終わっていなくて、また戻る。
治療台 ー 台所。 トイレ ー 施術台。
何往復もしている。
『 馬鹿なのか!? 』
と、早送りで撮った自分の動きを想像して、失笑した。
フェルデンクライスの学びから、習慣を変えてみる。動きをゆっくりにして、急ぐことをやめてみる。
1つ1つの持ち場での仕事を終えるたびに、Pause for a moment!
一息ついて見渡してみる。
そう「これは森近先生が靴磨きをして、一工程を終えた時にしていた目のようだ!!」と、そんな風に感じた。
すると出てくる出てくる!
これもまだ片付いていないし、これもこれも。
ここまでやっておいたら、もうココには来なくていい。
ここが整頓されていないから、この仕事が増えてるじゃん!
この前のメールだってそう。
文章を作り終えたら、一息ついて、読み直してから送信!
再チェックしてるのに見落とすのは、そのまま急いでやってるから。訂正のメールを送り直す方がどんなに時間がかかり、相手に手間をかけさせてしまうことか。

今日の学びは
【 1つ1つの持ち場を離れる毎に、一旦休息。見渡す。間をとる 】
【 ゆっくり力まず動くと、非効率に気づく 】


これは臨床場面で、
1つの初見に気が取られて他の初見が見えなくなったり、批判的思考ができないのと同じではないか!!!
この習慣はすごく根深い気がする。
効率=マルチタスクの癖!!そのせいで逆に馬鹿かと思うような動き。新たな気づきがない臨床。
【 Pause for a moment!! 】を意識し、森近先生の目を思い出そう。
この習慣が変われば、臨床が変わるのかと思うと楽しい!!
非習慣を楽しもう!