靴磨き
念願だった靴磨きの時間がやってきた!
辺りを整理し、道具を並べ始めていく。
とにかく楽しい!!自分にはすごく向いている趣味だと思った。
何よりも、時間をとって、ゆっくりと眺めながら磨く。
こんな時間が久しぶりだと感じた。
・・・しかし、
ゆっくりやればいいのに、効率を求めて急いでしまう癖があることに気づく。
???
「 効率 = 早く終わらせること 」
と随分な誤認識をしていたんだなぁと、靴磨きの中から自身の習慣に気づく。
確かに確かに、いらないのに急いでる。。
これじゃ日々の学びなんて得られないのに、分かっているのにまだまだやっているんだなぁ。と思った。
靴は、
磨く面積が少ない分、速さよりも、磨き方の"深み"が自分には課題となる。
ゆっくりと、感じながら行ってみる。
各パーツの機能によって、磨く方向がある
>それを意識するとより綺麗に仕上がる
温度によって油の伸びが違う
>扱っているうちに油が柔らかくなる
道具・靴の持ち方
>うまく手が動くように試行錯誤してみる
まじまじと自分の履いていたるを見ると、前足部あたりのシワが増えている。
ヴァンプという甲を覆う部分だ。
綺麗になって、靴を履いて散歩してみたくなった。
いつもより革が柔らかい!!
しかし、外を歩いていると、温度が下がったのか徐々に革が硬くなってくる。
シワが増えていた前足部に窮屈さを感じる。
いつもこんなに勇み足で早歩きをしているのか・・・と気付く。
靴を磨く時間は、
写経のように自分の習慣と向き合う時間が得ることができる!
大切な靴を履くことで、
自宅に帰るとまず身支度をして、場を整える習慣がつく!歩き方に注意が向き、身を正すことができる!
道具に教えられながら、身を律する。
こういう事が、自分の習慣を変えられていく本当に大切な事なんだ!!という、実感を得た!!
これからも大事にしていこう!!