厚別Kさんからの学び

本日1人目のお客さん。


夏ころからの右股関節痛にて、
病院に行ったり、インソールを買ったり、色々したけど良くならない。との事で、2週前に新規で来店されたKさん。

初回時は、
足底~股関節までの繋がりを、仰臥位からのブリッジにおける足底荷重感の左右差等から比較を行っていき、座位・立位と繋げて自覚頂いた。
その後、Pelvic Tiltのワークを通して足の位置・膝の向きなどを調整して頂くことで、ご自身の足の使い方の習慣的な左右差に気づき、ニュートラルを見つけて帰られた方。非常に感覚が良く、僕の役目はごくわずかだった。


本日2度目のご来店。
「股関節はすっかり痛くなく、変な使い方をすると自覚できるようになった。」と、素晴らしい経過。
「趣味で行なっている、スポーツジムでのエルゴメーターや水泳のターンの時にちょっと痛むくらい。」との事、
すっかり良いとは言っても、わざわざ足を運んで、お支払もいいただいている60分だ。
『 何かできることはないか? 』
と、"エルゴメーターや水泳のターンに場を変えても対応できる"次の目標。
を勝手に設定する"流れが、僕の習慣的に行なっている事だと気付いた。


出た!ポテトサラダだ!と気付いた。


相手は今、何が必要だろう?
一度立ち止まってみた。


少し世間話しをして、間をとって見た。
すると、本人はすごくいまの状況に満足しておられることがわかった。
『 今みたいに体と向き合って、少しずつ痛くならないように、色々やってみようかしら。 』と、言葉がでた!!
現状で上手くいっているし、ご本人も自信を持っておられる。
無理して前に進むべきではない!!
いつもこの決断が出来なかった事に気付いた。


そこで、
「どうしてこんなに経過が良いんでしょう?何を発見したんですか?」と、自宅で行なっているPelvic Tiltのワークを見せていただいた。
少し動きが粗雑に速くなってきていた。
関わりが終了した後も、どんどん探求してもらうために『"ウェーバーフェヒナーの法則"を体感から理解していただき、自分で意識できるようになってもらう』という、小さな目標を立てた。
例え話などをして、感覚がより深まっていく。
もう一度、座位に場を変換して足底からの繋がりを感じ、立つ。
『これって・・・自転車を漕ぐ時も同じですか?と、まさかKさんから質問がきた。
「同じです(^^) これで自分でわかりますね!」と答えた。
考えていた以上の結果をKさんが導き出してくれた!
ご本人も僕も笑顔!
上手くコミュニケーションが取れるってこういうことか!と感じ、ただただ嬉しかった!!
そして、要点を絞っていたので、時間にもゆとりができ、様々な世間話で色々と教えていただいた。
靴磨きや朝支度での学びや、1000円の夕食の学び。
少しだけど繋がってきた!?
コミュニケーションや、こちらの押し付けがましいセッション内容に気付きが起き、はじめて臨床にハッキリと繋がったのを実感した!!!!
1つだとしても、こんなに早くに臨床に繋がる実感ってくるものなの!?と嬉しかった(^^)
日々の習慣をさらにさらに大事にしていこう(^^)/と決心した!