スモーク貼りの極意

 

子供の昼寝時間に合わせ、久々のジックリ1人時間も堪能した。

 

1年以上前に購入していたブラウンスモーク。

やっとこの時が来たか!

 

 

 

まずは、

もともと貼ってあった黒いスモークを剥がしていく。

 

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速すぎてもダメ、強すぎてもダメ。

ドライヤーを当てて熱で温められ、徐々に緩んでいく糊の硬さとの対話が重要なのだ。

 

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無理に引き剥がそうとすると、窓に糊が残ってしまい、後の手間が一気に増える。

 

 

 

 

 

 

そのあとは、わずかに残った糊を、ガソリンを使って綺麗にしていく工程へ。

 

綺麗に剥がせた事で、

「ほとんど糊も残っていないから。工程を飛ばそうか?」と迷うが、実際に拭いていくと、やはり残っているもんだ。

 

やはり、

工程を1つ1つ大事に行うことが重要なのだ。

 

 

 

 

さて ココから肝の作業に入る。

洗剤を混ぜた水を、窓面に吹き付け、スモークを貼っていく。

 

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これまで、車10台近くのスモークを貼ってきた経験があり、

過去には愛車の窓に、桜吹雪をスモークで彫刻したことのある"スモーク貼り中堅"の僕にとっては、大きな失敗は考えられない。

 

ここで、

プロ並みの綺麗な仕上がりになるかどうかのちょっとの差は、髪の毛やホコリが一本入るかどうか。

 

 

 

 

肝の作業に入る前に、場を整える。

 

掃除機をかけてゴミを無くし、風が入らないよう窓を閉め、手の届く範囲に万一の事態にも備えた道具の準備を済ませる。

 

結局、大事なのはこの準備の差なんだ。

 

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後ろ5面が綺麗に仕上がった。

 

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すぐに拭いて完成させてしまいたくなるが、1日寝かせ乾いてから仕上げる。

 

焦らないことも重要なのだ。

 

 

 

 

 

 

途中、子供と一緒に寝ていたハズの妻が、

「何か手伝うか?」と声をかけてきた。

 

「プロの料理人がキッチンに立っている時に、同じように声をかけるだろうか」

とは言わず、

 

「大丈夫、自分のペースでやるから。」と返答。

 

 

 

妻には面倒な旦那と一緒になってしまったと諦めてもうらうしかない。

 

それが我が家の夫婦円満の秘訣になるだろう。