H29.12.27-8 おばあちゃん日記 3
通夜、告別式は無事に終了した。
本当に、怒涛、夢中の時間だった。
準備の悪さから、当日になって様々な変更が必要になったり、親戚から指摘が入って修正したり。
義兄は、
当日になって直面したのか、前夜の話し合いが響いたのか、誰よりも式に向き合い率先して動くようになった。
そこから、僕は完全に裏方にはいった。
義兄や妻の仕事を減らすための役割や、担当者から問題を拾ってきて義兄に投げる仕事を繰り返した。
雰囲気が悪くなってきたら、あつとに笑いを運ぶ仕事をさせたり。
親戚からは、義兄がしきっていて、僕が指示を受けて動いているように見えるようだ。
親族から「家族をまとめる仕事をもっとしないとね」というような意味合いで、兄を褒める言葉を言われてしまったが、その結果に少し満足してしまう反面、その時、自分の役割をすぐに明言出来なかった。
ということは、
自分自身の役割について、もっと考えて煮詰めたり、自分の役割に対し半信半疑で手探りな面が多かったんだと反省する。
とりわけ僕も義兄同様に、
もっと早くから準備や把握を出来なかったか、義兄に対してもっと早く関われなかったか、会の進行や常識などを把握していれば、もっと適切なアドバイスが出来たに違いない。
人に何かを託すということは、その人以上にその仕事を熟知していて、出来なくなった瞬間にフォローできる必要がある。という事を再確認した。
いっぱいいっぱいだったなぁ。。
自分が率先して動くよりも、本当にクタクタになった(^^; こうした関わりが、いかに不慣れだという事を思い知った。
しかし、
僕が一番大切にした、それぞれの想いをくむこと。それを実現したいという自分の想い。
いつもより「ありがとう」が少ないが、皆が主役になって本当にいい顔をしているのが分かる。とりわけ義兄。それを見る母。
家族の関係性が変わっていくのが、はっきりと分かる。義兄と母が仲良く話すのを見るのも初めてだった。
これはきっと誰にも分からない。
自分1人の満足感。妻はちょっと気づいていたらしい。
これが最後におばあちゃんから頂いたギフトだった事に、日記を書くことで気がついた。
おばあちゃん本当にありがとう😊
家族はもうみんな大丈夫(^^)
年末に、
義兄が率先して動いた感想を聞くのが楽しみだ(^^)