H29.11.24 岡山 【 1日目 】

24日(金) 20時半

岡山空港到着。森近先生に迎えに来ていただき総社へ向かった。

 

車内の会話、到着から寝るまでの時間で、10月札幌GTM以降(^^)の臨床場面で考えていた事などを相談した。

 

その中では、

「対象者を救いたい」というモチベーションからスタートしていることに対し、「本当に救えるのか?おこがましい。」と話して頂きハッとした。

 

それだとgive and takeの関係になれないが、相手と関わることで自分が成長したいという気持ちで関わる事で初めてWin-Winの関係になれると言われ、今後の対象者との関わりの中での自分の基準にしていこうと思った。

 

またホームプログラムについて、

『 対象者に対し「ooを10分」や「ooを数回」などといった内容で作成していないか?また対象者が努力して行ってきたことに対して「やり方が違うよ」とか言って、心を折ってしまっていないか?』

とても心当たりのある耳の痛い話だった。

 

評価が身体所見を見ることにとどまっていると、実際のアプローチもそうした短絡的なものになりがちだ。

もっとその背景まで視野に入れて関わると、関わり方は更にシンプルに変わってくる。

 

 

例えば、

マラソンをしている方が準備体操中に足をひねった。こうした方に対し、自分は動作の”特異性”をテーマに考えてしまいがちだったが、「なんでそもそもマラソンを始めたのか?」「ダイエット?体力アップ? そんな目的だったら他にも選択肢があるのになんでマラソンなん?」と思慮を深めていくこと。その背景、その人を見ること。

 

川の上流に行くように、その一歩踏み込んだ背景まで行くと、関わりはシンプルになって行く。

 

この話を頂いた後、過去のお客さんの数名が思いついた。

「きっとあの人はこういった背景があるんだろうな」「でも、だったらどう考えればいいだろう?」と考えて行くのが楽しく感じる。少しそうした事に踏み込み始めた関わり何だろうと思った。

 

逆にそんなの想像も出来ない程、浅い関わりしていなかったことにも気づいた。

この話を聞いただけでワクワクした!自分の臨床が何か変わりそうと感じたからだ。

 

 

>>身の回りの整理がいかに出来ていなかったか。これが出来ていないのに物を増やそうとしていた。だからまた散らかり、どんどん収集がつかなくなっていくという話をした。その他にも、バイクの話、妻の趣味の話、総社に妻を呼ぶ計画や、五島列島の話をした。

 

総社の素晴らしい雰囲気に気持ちは高まり、飲まない予定のビールを数本飲み就寝した。

 

本当に明日からが楽しみだ!!