ようやく重い腰が上がる
ここ最近、子どもがずっと体調を崩してて、実家との往復をずっと繰り返し。
グズグズ泣いちゃう子どもの調子をみつつ、週末も外出も控え、家で片付け〜DIYざんまい。
椅子のリメイク。いい感じ。
しかし、
ずっと整理整頓を続けても、一向に満足には程遠い我が家。
子どもと居る時間が大事だし、
いっそのこと家具職人でも目指して、家で椅子でも作るようになった方が生活が豊かなんじゃないかとか。
鬱々と考えてた。
こんな時は、PCの前に長く座っても何もでてこない。
でもFB見ると、頑張ってる人達みて、また自分を奮い立たせた位にして。
ロクでもねーー。
そんな中、
妻の実家から送られてきた、我が家のニャンコ達の免許証。
「そうかぁ、もう9歳かぁ」と。
寿命は15歳と言われているニャンコ達。
こいつらとの残りのニャン生を、どう豊かにするかを考えたりしてみる。
そして自分も今年36歳。長く見積もっても人生 1/3。
『どう生きるか?』10代後半からずっと考えてたテーマ。
未だ見つからずに、どんどん死に近づいていく。
何を焦っているのか。
「見つけた〜!!」と叫んだら、
それは妄信と言うべきかもしれないテーマ。
「答えが出るまで動けない」と言わんばかりに、
いいだけ悩み続けてきたが、今日ようやく閃きに至った。
このテーマが自分の探求する道かと。
そして、対象者との関わりの中、最も大事にしたいものだと。
「どう生きていくか。」
「より良い人生のために。」
そのための何かしらの手伝いが出来ることを、自分の志としようと。
不調や病気は、
人生の単位で考えると、1つの出来事でしかない。
脳外科勤務時代、
『 脳卒中になって良かった 』と話してくれた患者や家族がいた。
後遺症を患っているにも関わらず
「病前の生活を改めるきっかけになった」
「旦那が家族に優しくなったから、後遺症を含めても心から良かった」
と。
自分でも到達していないものを、どう対象者に教えようものか?
じゃ、具体的に自分の仕事の何が変わるか?
答えはないけれど、一緒に探求を続けることをしていこうと。
「不調の改善」と掲げるのではなく、「より良い人生」を目標に活動していこうと。
Phactの理念をそこに置こうと。
決めた。
これまで自分が興味を持ってきたことや、縁があって学んできたこととも繋がる。
対象者のコンテキストも、極論にはココに繋がる。
まずは、自身の習慣への気づきを提供すること。
身体活動における気づきを通して、自身を振り返ること。
どう生きるか?と疑問に思うこと。
今の選択と行動のみが人生を作ること。
姿勢や動作を通して伝えていくのが第一歩。
そう自分の探求の道を設定することで、なんだかスッキリまとまった気分。
ようやく重い腰が上がりそうだ。
自分もその関わりを通して、探求の道の歩を進めることができるかもしれない。
どう生き、どう終えるか。
答えを求めるのでなく、探求を楽しむこと。
そのために、いいだけ動いてみること。
『 より良い人生だった 』と言えるように、いまを大事に生きる。